実は今年の6月からFP3級の試験に向けて勉強しており、昨日試験で合格しました!
この記事はFP3級の勉強に一度挫折した私が、3ヶ月の勉強で合格するまでの体験談です。「お金の勉強を始めたいけど、何からやれば…」「勉強が続かない」という方の参考になれば嬉しいです。
FP3級を目指したきっかけは、お金への無知と将来の不安
もともと勉強は好きで、社会人になってからも数検や漢検、社会福祉士の試験やセミナーの受講はしていました。何かやっていないと気が済まなくて、よくユーキャンのホームページを見て面白そうなものの資料を請求していた頃でした。
そこに追い討ちをかけるようにコロナがやってきて、家にいる時間が増え…。また結婚を考える人ができて、保険や結婚式費用、引っ越し、iDeCoなどお金に関することに触れることが多く、「私ってお金のこと何も知らないなあ」と思いました。
【一度目の挫折】自分事と思えず…テキストは売却
そのときにお金に関係する資格ってないかなと調べたときに出てきたのが「ファイナンシャルプランナー」、通称FPですね。本屋でぱらぱらと問題集を読み、頑張ればできそうと思い、意気揚々と勉強を始めます…
…が、自分に関係のないことが多過ぎて頭に全く入らず…そしてFPっていつでも試験を受けられるのでだらだらと時間が過ぎていきました。
どの試験もきっとそうですけど、どの時点の法令が順守されるか決まっているんですよね。例えば私が今回受けたのは9月。法令基準日は2025年4月1日です。次の年の4月5月までは同じテキストで大丈夫ですが、それ以降は2026年4月の法令で出題されます。せっかく覚えたのに…!
ゴールを決めなかったので、机から体が離れていき、もう勉強しないだろうな、したとしてもこのテキストは買い直さないとなと思って、問題集はブックオフかどこかで売ってしまいました。
転機はYoutuberのライオン?!具体的な行動で勉強が「自分事」に
今年に入って、マイホーム購入に向けていろいろ動いていたんですが、そのときに出会ったのがライオンの姿をしたYoutuberでした。
そこから、NISAを始めて、携帯料金を見直し、家賃交渉の電話をして、電気会社の見直し、価値観マップの作成、支出管理表の作成などをやりました。そして「FPと簿記は勉強したほうがいい」というライオンの言葉に一念発起し、再度テキストを購入して勉強を始めました。
私なりの勉強方法と、モチベーションを保つコツ
そこから週2で図書館で勉強しました。前は教科書を読んでもさっぱりでしたが、今は自分事のように考えられて面白かったです。特に遺族年金について。生命保険にそろそろ加入しないとなと思っていたので、自分で計算して、旦那が死んだら自分はこの歳までこの額もらえるんだと分かり、保険金額がいくら必要か自分で計算できたのはうれしかったです。
使ったテキストはこちら。教科書も問題集も同じシリーズのものです。

一通り解いたら実戦形式で演習問題をひたすら解きました。
お世話になったのは「FP3級ドットコム」の過去問道場。→FP3級ドットコム - 過去問題を徹底解説
範囲を選択するとオリジナル問題のPDFを作ってくれます。
初めてのFP3級CBT試験!当日の流れと感想
迎えた当日。初めて「CBT試験」という手法で試験を受けました。全てパソコンで回答できる試験です。普通試験を受けて何か月後くらいに結果が通知されると思うんですけど、このCBT試験は「試験終了」をクリックするとすぐに採点してくれて、結果が出ます。
初めてだったので「この点数は合格してるの?」と焦って、すぐに計算しました。
学科も実技も同じ日に受験し、どちらも合格。後日正式な通知が来るそうですが、すぐに結果が分かるので、もやもやしないのはいいですね。
合格後の本音。FP2級や簿記は受ける?
「じゃあ次はFP2級受けるの?」と旦那に言われましたが、まだそこまで考えていません。
(以下FP2級の試験問題です。4択問題が出てくるんですね。)

詳しくはこちら→FP技能検定 | 日本FP協会
(FPを取得しても給料には反映されないうえ、受験料も1万円ほどかかります。費やした時間やお金に見合うメリットが得られるか、疑問に思っており試験を受けるかは迷っています。)
それなら次は簿記かなと思っていますが、しばらくお勉強はいいかなと思っています。また気が向いたらやろうかな!
まとめ:FP3級の勉強は、未来の自分への投資
受験料8000円、テキスト2冊3000円にははじめ躊躇しましたが、勉強が終わって振り返ると、「やってよかったなあ」という気持ちが強いです。
FP3級の勉強を通して、お金に対する意識が変わり、具体的な行動(NISAや固定費見直しなど)に繋がったことが最大の収穫でした。資格が直接給料に反映されなくても、人生を豊かにする知識を得られたと感じています。
 
  
  
  
  

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