【体験談】長年の角栓・いちご鼻が改善!ファンデとW洗顔をやめたら肌が変わった話

アイキャッチ画像。タイトル「ファンデとW洗顔をやめたら肌が変わった話」 お肌
毛穴の種類計4つを簡単なイラストで図解。左からたるみ毛穴、広がった毛穴、黒く酸化した毛穴、白い毛穴4.

毛穴の開き、そして鏡を見るたびに目が合ってしまう「白いにょろにょろ」(角栓)。
特に鼻、口周り、顎、眉間のしつこい角栓に私は中学時代から10年以上も悩まされてきました。

角栓がごっそりとれる黒いパック、粒粒が入っているスクラブ洗顔、最終手段はピンセット…。

あらゆる方法を試しては、その場しのぎのツルツル感に一喜一憂する毎日。きれいになったと思っても、次の日には元通りなんてことは日常茶飯事でした。

「私の肌はもう変わらないんだ…」

半ば諦めていたとき、なななさんの脱ファンデ計画のブログ(脱ファンデ計画)に出会います。そこで語られていたのは、角栓の本当の原因は「肌のターンオーバーの乱れ」かもしれないという衝撃の事実でした。

この記事では、長年毛穴に悩み続けた私が、「落とすケア」から「育てるケア」へとシフトチェンジした具体的な方法と、その後の肌の変化についてお話しします。

同じように、何をしても改善しなかった毛穴や角栓に悩むあなたの、小さな希望になれば嬉しいです。

私が10年以上悩み続けた「角栓」の正体

脱ファンデ計画

なななさんによると毛穴の悩みは大きく3つに分類でき、それぞれの原因と正しい対策を説明しています。

詰まり毛穴

  • 原因: 主な原因は「角栓」。過剰な洗顔や毛穴パックなどが肌の乾燥や「異常角化(ターンオーバーの乱れ)」を招き、角栓ができやすい悪循環に陥ります。
  • 対策: 角栓を無理に「取り除く」のではなく、「詰まりにくい肌」を目指すことが重要です。そのためには、徹底した保湿で肌を柔らかく保ち、摩擦などの肌負担を避けることが最も効果的です。

黒ずみ毛穴

  • 原因: 次の3つの可能性があります。
    角栓の酸化: 詰まった角栓が空気に触れて黒くなった状態。
    ・メラニン毛穴: 摩擦や紫外線の刺激で毛穴の周りに色素が沈着した状態。
    ・産毛毛穴: 産毛が黒く見えているだけの状態。
  • 対策: 角栓が原因なら「詰まり毛穴」と同じケアを。メラニンが原因の場合は紫外線対策と摩擦を避けるケア、産毛が原因なら顔脱毛が有効です。

開き毛穴

  • 原因: 肌のハリが低下して毛穴が涙形に垂れ下がる「たるみ毛穴」と、皮脂の過剰分泌で丸く開いてしまう「開き毛穴」があります。
  • 対策: たるみ毛穴には紫外線対策やレチノール配合の化粧品などによるエイジングケアが、皮脂による開き毛穴には皮脂分泌を抑えるビタミンC配合の化粧品などが推奨されます。

私の場合、目の下の頬のあたりは開き毛穴、鼻や口周りは詰まり毛穴+黒ずみ毛穴かな…

全部やないかーい

角栓の原因は「洗いすぎ」だった?

よくネットで目にする洗顔料を雰囲気で紹介。左からチューブタイプのオレンジのジェル洗顔料、真ん中がオイルクレンジング、一番右が豆乳を使った泡洗顔料。

そこでなななさんはこう続けます。

まず、ファンデーションは肌トラブルを勃発する悪習慣であると言っても過言では無いほど、肌にとってはよろしくない。

ファンデーションは肌を美しく見せ、自分のテンションをも挙げてくれる魔法のアイテムなんだけれども、現代のファンデーションがあまりにも優秀過ぎる上、これを落とす労力が必然的に増しているということに問題があるのだ。

あ、そうか、ファンデーションを落とすときに使っていたクレンジングが、必要なものも落としてしまっていたのか…!と気付きました。

たしかに、ファンデーションを落とすためにクレンジング→洗顔とW洗顔をしていました。ファンデーションは完全に落ちますが、肌の上に何もない感覚もありました。時にはピーリング要素のある洗顔も使っていたので、徹底してましたね…

なななさんはこう続けます。

「私たちが目指すのは、「取り除く」ことに注力するのではなく、詰まりにくい肌を目指すこと。」

角栓を改善するために私が実践した2つのこと

前髪が落ちてこないようにヘアバンドをまいた女性が泡洗顔をしているところ。

私の実践①:ファンデーションを「石鹸落ちコスメ」にチェンジ

まず見直したのは、毎日肌にのせるファンデーションです。今まではカバー力重視で落とすのに強力なクレンジングが必須なものを選んで必死に隠していました。

それを、肌に優しく、石鹸オフできる化粧下地やミネラルファンデーション+フェイスパウダーの組み合わせに変えてみました。

私の実践②:「W洗顔」をやめてみた

塗るもの(ファンデーションや化粧下地)を変えたことで、夜のクレンジングも変わりました。

  • しっかりメイクの日:油脂系のクレンジングオイル
  • 日焼け止めだけの日:洗顔料のみ

このように、その日肌にのせたものに合わせて「W洗顔はしない」というルールを決めました。

実際に使っているクレンジングと洗顔フォームをイラストで紹介。左:魔女工場ピュアクレンジング 右:なめらか本舗薬用泡洗顔

驚きは1週間で訪れた

すると今までは角栓が手にあたって、ざらざらしていましたが、1週間もたたないうちに洗顔前の肌の滑らかさが変わってきました。

(実はこの時期、朝洗顔の見直しも並行して行っていました。これも肌の変化に大きく影響したと思うので、また別の記事で詳しく書きたいと思います!)

まとめ:角栓悩みから抜け出すカギは「やめる勇気」

今回は、長年の悩みだった角栓を改善するために、私が見直した2つのことについてお話ししました。

  • やめたこと①:強力なクレンジングが必要なファンデーション
  • やめたこと②:毎日のW洗顔という「洗いすぎ」習慣

私はずっと、「角栓=取り除くべき悪者」だと思ってきました。しかし、本当の原因は、洗いすぎによる乾燥やターンオーバーの乱れで、肌が自ら角栓を作りやすい状態になっていたのかもしれません。

もしあなたが、過去の私のように様々な毛穴ケアを試しても効果を感じられずにいるなら、一度「与える」ケアよりも「落とす」ケアを見直してみてはいかがでしょうか。

ファンデーションと洗顔を変える。 その小さな一歩が、あなたの肌を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

毛穴の種類計4つを簡単なイラストで図解。左からたるみ毛穴、広がった毛穴、黒く酸化した毛穴、白い毛穴4.

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